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身体の中の静水圧とロルフィング

  • 2月20日
  • 読了時間: 3分



『ロルフィング®︎では筋膜を動かす』のですが、施術する側は身体の内環境のハイドロスタティックプレッシャー(静水圧)を観察し、感じながら手を当てます。 静水圧とは、、、 血管内の水分が組織間隙(細胞と細胞の間)へ向かって押し出る圧力 血管内には血液が作り出す水圧があり、ほぼ水分である各内臓にも内圧があります。 呼吸している身体の表面に手を当てると、吸って吐いてと満ち引きするそれらの圧を感じ取ることができます。

血管内、細胞内、内臓臓器内、筋肉内、血管内の流体の圧力がそれぞれ、または周辺の組織の圧と適切に均衡しているか、局所的に不均衡になっている箇所はないか、、、

例えば、全身に伝わる呼吸の波が、腹部だけであったり頸部だけであったりしていないか。 施術する側は手を当てて動かして、全身の膜構造に伝わるハイドロスタティックプレッシャーの均衡を作り直します。

背部痛と消化器系・呼吸器系の症状がある方も、これらの圧が正常化するように変化できるかを施術の中で見極めます。 姿勢筋の働きは身体深部にあるこの圧と関係しています。 そして、心理的な緊張や興奮、不安定な影響もこの圧に影響しているようです。 個人がどのようなボディイメージを持っているかも反映されているようです。


なぜ、ハイドロスタティックプレッシャーに注目するのか。 強い腰痛をもってセッションに来られる女性のクライアントさんの中に、骨盤の中の寛骨が開いて、股関節が外旋、仙骨と腰椎が後傾している方々がいます。(中には片側の寛骨と股関節だけがという方も) このような骨格では、腹部の圧は呼吸で正しく働かず、胸郭と頸部が極端に優位に動きます。 内骨盤内臓ー外骨盤内臓ー消化器腹腔ー胸腔という4つの体腔の圧バランスが均一に分配されるように、施術では筋膜の動きと呼吸を誘導します。 身体の中の水分は組織の間を循環します、循環できない場合は滞り貯留します。 水は押しつぶして小さくすることができないので、貯留した場所は膨張するか、圧が高くなります。 前述の寛骨が開いている方々は、骨盤内臓内の水分の循環ができないことで、骨盤内の圧が高くなり骨格が変化したのかもしれません。 または、骨盤を支える構造のアライメントを失うような事があって、骨盤が開き仙骨が後傾していったのかもしれません。 ハイドロスタティックプレッシャーは深部から体を支えます。 吸気で満ちた体液と呼吸が、呼気と共に身体の隅々へ運ばれていきます。 呼吸は波の満ち引きに例えられますが、この波の満ち引きは膜構造が支えています。


親愛なる友人Isaacから、これらのロルフィングの新しい視点を学んでいます。

彼が発信しているさまざまなビデオはこちらから視聴できます。 Isaac Osborne https://www.motionunlimited.net/blog

 
 
 

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